2005-02-01から1日間の記事一覧

ひきこもり問題との距離

この本で語られいることを「ひきこもり」問題に写して考えてみると、何カ所か違和感がでてくるところがある。 例えば以下の箇所。 ここには〈当事者〉の視点が不在である。〈当事者〉とは、「不登校によるマイナス」をわが身にこうむりながら不登校を自分の…

貴戸理恵『不登校は終わらない』について その2

昨日に引き続いて、貴戸理恵『不登校は終わらない―「選択」の物語から“当事者”の語りへ』についてエントリ。不登校とひきこもりはよく似た性質を持つ問題である。加えてひきこもりの3割〜4割は不登校からのスライド組という関連性もある。