2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧
ひきこもりは弱者なのであろうか? ひきこもり状態では「学校に行けない!」「外に出られない!」「働けない!」「何かしなくちゃいけないんだけど何も出来ない!」という思いを当事者は永遠と抱え続ける。「外に出る」「働く」といった目標を立てて、実行し…
「偉い先生の言うことは正しい」「専門家の言うことは正しい」「年長の言うことは正しい」などなど。 これは、私たちが一般的に持ってる情報の「確からしさ」の根拠の一例だ。私たちはすべての情報を理解した上で、自身の行為を決めているわけではない。例え…
「代理表彰表象の暴力性」というものがある。 id:about-h:20050104では「カテゴリーをつくるということは、多様性を葬り去り、まるで一つのモノであるかのように扱ってしまう」と述べた。ひきこもりと言っても、多種多様な人がいて、それぞれ人生も体験も環…
「当事者」という言葉。 この言葉が出てきて問題になるのは、ほとんどの場合「弱者としての当事者」だ。「ひきこもり」しかり、「不登校」しかり、「女性差別」しかり、「障害者問題」しかり。すべて、社会的に、構造的に「弱い立場」にいる人たちだ。 「弱…
id:ueyamakzkさんよりご指名のMusical Baton。 不幸のチェーンメールを広めるのに貢献いたします。まわってきたバトンは無視されることが多いだろうに、自分の所に来たバトンは最初の人から絶えることなく渡されてきたものなんだよね。自分のバトンは逆方向…
真実とは何か? リアルとは何か? この世の中に真実と呼べるものはなく、ただ、膨大な解釈が存在するのみである。 この世界も実際に存在しているものかもわからないし、デカルトが疑った*1ように、私たちは悪魔にだまされているのかもしれない。真実でないも…
個人的にはあまり危機感のようなものは無い。むしろありがたいという気持ちがある。「ひきこもり」というものに居場所が感じてしまう人たちは総じて元気をなくしていってしまうので、そういう人たちを吸収してくれれば、「ひきこもり」という言葉に足をすく…
「社会的ひきこもり」全国支援者連絡交流会(KHJの全国大会@京都)に参加してきました。 イベント告知(毎日新聞) イベント報道(毎日新聞)KHJ親の会とは7000を超える家族が参加している日本最大の親の会組織。このような形の全国大会は今回で2回…