2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

貴戸理恵のコメント

東京シューレによる「貴戸理恵著『不登校は終わらない』に対する見解」へのコメントが公開されました。 ●東京シューレによる「貴戸理恵著『不登校は終わらない』に対する見解」(PDF) 上の文書は以下の「見解」に対するもの。 ●東京シューレ 貴戸理恵著『不…

貴戸本騒動 クリップ

貴戸本騒動をクリップ なんだかよく分からないが、東京シューレを全否定するか全肯定するかの闘争になっている気がする。運動にまつわることだからそうなるという宿命はあるんだろうけど、貴戸本が東京シューレ批判をしていたのか、ということと、東京シュー…

貴戸は本当にシューレを批判していたのか?

なんだか書かないといけないみたいなので、貴戸本への再エントリをしたいと思う。 まぁ、やっぱりというか、貴戸本が本当に東京シューレを批判していたのかな?という疑問に原点に戻らざるを得ないように思う。東京シューレが貴戸を批判している事実をもって…

『不登校は終わらない』は終わらない

id:toledさんのエントリ 『不登校は終わらない』は終わらないやばい。。。読んでるうちに泣いてた。 いいエントリをありがとう、常野さん。

東京シューレの見解について 追記

id:about-h:20050411で書いたことの追記。 この見解文に登場する2人が苦しんだと言っていることは事実であろうし、彼らが貴戸理恵に自分が話したことを削除してくれというのは、全く問題がない。ただ、それを東京シューレの見解文でやってしまったことに問…

東京シューレの見解について

貴戸理恵著『不登校は終わらない』に対する見解(東京シューレ) 参照 id:hikilink:20050410 id:deneb:20050410#p1 id:snusmumrik:20050410 自分はこの出来事の当事者ではない。だから、たとえ知っていても言えることはあまり多くない。見解文から読み取れる…

金城隆一・永冨奈津恵・田中俊英 座談会

月刊少年育成2004年8月号「現場から見た「ひきこもり」」から、金城隆一氏・永冨奈津恵氏・田中俊英氏の座談会・「「ひきこもり」議論がうっとうしい」について*1。 田中俊英 そして時々インターネットを覗いたときなどに思うのは、先に書いた活発な「…

貴戸理恵著『不登校は終わらない』に対する見解(東京シューレ)

貴戸理恵著『不登校は終わらない』に対する見解(東京シューレ)via http://d.hatena.ne.jp/hikilink/20050410まだ全部読んでないが、奥地圭子を(実名で)批判したであるとか、インタビューを受けた人たちが騙されたということが書かれている。これらは事実と…

ニートとひきこもり

では、ニート(無業者)という定義はどうなのか? ここで着目した若年無業者は、(1)高校や大学などの学校及び予備校・専修学校などに通学しておらず、(2)配偶者のいない独身者であり、(3)ふだん収入を伴う仕事をしていない15 歳以上34 歳以下の個人で…

ひきこもりの定義(勉強会でのメモ)

「ひきこもり」について話そうと思うと、「ひきこもりとは何か?」という線引きをしなければならない。つまり「ひきこもりの定義」の問題だ。 いろんな定義をみてみると、当たり前と云えば当たり前なんだけど、その人がどのような立場で「ひきこもり」現象に…

勉強会でのメモ

昨日、ある「ひきこもり」系研究会に出席。大規模な会の良さもあれば、小規模の良さもあると実感。とても楽しかった。すべての人とちゃんと話すことが出来なかったので、機会があれば(というよりも積極的に機会を作って)また個別にじっくり話をしてみたい。

ひきこもりとリストカットと

リスカ*1していた当時は、やっていなかったら生きていけなかったと思います。だから、自分の体を傷つけたことに後悔していません−−ロブ@大月,2005,『リストカットシンドローム2』ワニブックス : 110 (カヨさんのインタビュー) 「自傷が必要な人もおるんや…

リストカットシンドローム2

『リストカットシンドローム(2)』 作者: ロブ@大月 出版社/メーカー: ワニブックス 発売日: 2005/1 メディア: 単行本 前作『リストカットシンドローム』から4年。前著で登場した4人のその後の人生と、新たに8人の聞き取りが収められている。前作と同じく…

ひきこもりと家族

ひきこもりと家族は密接に関連している。個人的には、ひきこもりという現象は家族の欠損によって生まれるのではなく、近代家族の宿命として生んでしまうのだと思ってる。(今のところ論証不可) 我が子がひきこもりになった場合、親は助けてやらなければと思う…

山田昌弘「家族役割と家族情緒の乖離」

山田昌弘,1983,「現代家族の危機的の危機的傾向 家族役割と家族情緒の乖離」『ソシオロゴス』7,東京大学大学院社会学研究科 ソシオロゴス編集委員会. パラサイトシングル、希望格差社会の山田昌弘が博士後期課程の時に書いた論文。家族役割というハード…

山田昌弘「家族役割と家族情緒の乖離」

今日のエントリは自分のクリップのために... というか、未消化...

「意味から強度へ」その2

前回のエントリの続き 宮台は『これが答えだ!』で次のように述べている。 結論から言えば、意味がなくても−−成功物語や貢献物語の主人公にならなくても−−、強度−−世界を濃密に体感すること−−さえあれば人間は生きていけます。というよりも、人間はそのよう…

Kさんへ

コメントありがとうございます。 まだ、引っかかっている点が残っているのでコメントさせていただきます。 そして、著者が当事者経験があることは、書評においても記入しており、その上で「門外漢」と書いています。http://d.hatena.ne.jp/about-h/comment?d…